●商品情報
和名:河骨
学名:Nuphar japonicum
●商品説明
浅い沼地などに自生する多年生の抽水植物です。名前の由来は河に生え、根茎が白くゴツゴツして骨のように見えることから「河骨」と付けられました。
夏にかけて黄色い花を咲かせます。輝くような黄金色で、しっかりとした厚手の花を上向きにつけます。4〜5cmの花に見えるのは、5枚の花びら状の萼片(がくへん)で、雌しべの周りのたくさんの小さな花びらと雄しべのついたものが花です。葉は、水中葉と水上葉があります。水中の葉は薄く透明で、水上葉は深緑色で光沢があります。ウォータープランツとして、ヒツジグサと同様に人気があります。暑い夏に涼しげな姿で癒されます。
●ポットサイズについて
10.5cmポット苗・12cmポット苗がございます。
規格の違いは、数字が大きいほうが株が大きいということ。
10.5cmポットに入りきらなかった株を12cmポットに植えています。12cmポット苗は今季開花見込み株です。
●分類
スイレン科コウホネ属 耐寒性多年草の水生植物です。
水生植物の中でも、抽水植物(根が水中にあり、茎や葉を伸ばして水面上に出る植物)に分類されます。
●開花時期
6〜8月
●育て方
日向〜半日陰の水中、日向の湿地や沼地自然界では、根の部分が水に沈んでいる植物です。池や沼などがある場合は、浮力があるため深く植えるかおもりをつけて沈めます。容器で育てる場合は、株元から10cm以上の高さまで水を入れてください。
冬場は、水底まで凍らなければそのまま植えて置いて大丈夫です。池や沼に植えた場合も同様です。
●コウホネと一緒に生き物を飼うと助けてくれますよ
メダカとタニシはウォーターガーデンのベストパートナー。
コウホネを育て始めたら、是非鉢の中にメダカを入れてみてください。水面にぷかぷか浮いた葉の下をメダカが泳ぐ姿は、とっても涼しげ。与える餌の量を少なくすれば、厄介なボウフラを食べてくれます。
一緒にタニシを入れておけば、藻類を食べてくれるので睡蓮鉢がピカピカに。
そして、しばらくしたら、そっと睡蓮鉢を観察してみてください。きっといろんな動物たちが、あなたの睡蓮鉢にやってくるはずです。水を求めて、トンボや蝶が姿を現すかもしれません。もしかしたら小さなカエルがひょっこり遊びに来るかも…?!
●コウホネを育てる時の注意点
鯉やアメリカザリガニなど、雑食の大きくなる魚は一緒にしないほうがいいでしょう。
睡蓮鉢など、容器で育てる場合は水腐れを防ぐため。2〜3日に一度水を入れ換えて下さい。
特に夏場は水温が上がりやすいため、1〜2日に1度入れ換えましょう。